牡蠣のオイル漬け
先日、ネットを徘徊していたときに見つけたレシピです。
作り置きのできる絶品おつまみ「牡蠣のオリーブオイル漬け」
http://oryouri.2chblog.jp/archives/8213536.html
559: ぱくぱく名無しさん 2006/11/07(火) 12:43:05 id:T0O9w85X0
牡蠣の絶品つくりおきおつまみ
牡蠣400g(加熱用でもいい)を乾煎りする ベイリーフ3枚~4枚・ローズマリー少々・バルサミコ酢大3・
にんにく一片・赤唐辛子1本 を乾煎りした牡蠣に入れ、オリーブ油をひたひたまでいれて
冷蔵庫で3日ほっとく
高級キャビアに負けない味 赤ワインに最高 牡蠣シーズンでバルサミコ酢は
使い果たします。
愛好家たちの熱い賛辞がならんでいるので、そそられて作ってみることにしました。
レシピは上記の通り。
まずは牡蠣を乾煎りします。
このままで食べたい(買ったものは生食用)。
参考スレ初出レシピでは、フライパンで乾煎りと書いてあったのですが、そこだけ、他のレスを参考にして鉄板にクッキングシートひいてグリルにいれました。
おそらくこっちの方がかなりやりやすものと思います。
10分経過、このままで食べたい(本日2度目)。
結局、15分ほど過熱して、ブリンブリンに固く締め上げてみました。
それをレシピ通りのオイルに投入。
にんにくをどうしていいのかよくわからなかったので、みじん切りとかにせず、1個まるごと投入…。
これは、やはり切った方がよかったのかもしれません。
にんにくのオイル漬けなど、まるごとオイルにつけていても濃いにんにくエキスが出てくるから、今回も1個まんまでいいかなあ、とも思ったのですが、やはり切った方が味が出るような気もします。
冷蔵庫で3日経過。
ほほう。
冷えたオイルなどが固まって周りについている状態。
しばらくおいて室温に戻しておくとオイルもさらさらに戻るし、バルサミコ酢等の風味もよく感じられるようになります。
感想は…まあ、普通においしかったです!
あの記事を見た時は、どれだけ天国に肉薄するのかおそろしかったのですが、普通なおいしさ、地上レベルのおいしさ、まあ、牡蠣をこういうレシピで漬ければこういう味になるよね、という感じです。
もちろん、とってもおいしいですよ!
あと、牡蠣の「加熱用」「生食用」表記について。
ずっと、この2つの違いは鮮度だと思っていたのだけれど、スーパーで熱視線で牡蠣が煮えるくらい2種類を凝視してきて、「そうはいっても、同じような賞味期限だし…」と思って帰ってきてぐーぐーりましたら、この2つの違いは取った海域の違いなのだそうです。
私と同じような誤解をしている人が世の中には山ほどいるらしくて、「牡蠣 加熱 生食 違い」とかで検索すると、解説記事がいっぱいでてきます。
人里近い(?)海で取れたものはノロなどの汚染のリスクが高いので、加熱用。
遠いところで取れたものは、そういうやさぐれた海水も吸っていないのでノロリスクも低いということで生食用。
ちなみに、この生食用は、取れてからさらに清潔な水の中で飼って体の中をさらにきれいにしてから出荷するらしいです。
こうして書くと、きれいにこしたことはないから、やはり生食用一択でしょう、という気になるのですが、加熱用の海域のほうがプランクトンが豊富、それと、清潔な水の中でお浄めされてしまった生食用牡蠣はそこで身が痩せてしまうということで、加熱用の牡蠣のほうが味わい豊かなのだそうです。もちろん、加熱が必要ですが。
だから、生で食べるために味わいを多少犠牲にしている(?)生食用牡蠣をさらに加熱するのは、ナンセンスなんだそうです。
勉強になったわー!
私、今回わざわざ生食用買ってゴンゴン加熱したわー!
でも、おいしかったです!
そうそう、これを書いた後、私もあまったオイルでスパゲティ料理を作りました!
シンプルに、にんにくきざんでキャベツをいためて塩を振ってスパゲティとあえたわけですが…
おいしい!
これは、オイルまで利用するべきレシピです!
キャベツを炒めているときの牡蠣の香り…!
加熱でだいぶ牡蠣風味は飛んでしまうので、もし、もっとしっかり楽しみたかったら最後にまた少しかけて余熱であえて香らせたりするといいかもしれません。
あと、バルサミコ酢の甘みが残っていて、キャベツがうまい!
このオイルと塩だけで夜ご飯の野菜炒め作ろう…!